チューニングを始める人がはじめに変えたくなるのがマフラーではないでしょうか?
見た目にも派手になりますし、ターボ車であれば、その効果はかなりのものになります。また、車検等に関しても制限などはほとんどありませんしね!
通常のマフラー交換であれば後輪側のみをジャッキアップすれば作業は出来ます。ただし、フロントパイプを同時に交換する場合は前輪もジャッキアップする必要はあります。(今回はフロントパイプの交換は画像などは載せていませんが基本的にはマフラー交換と同じようにボルトオンで取り付けできます。)
ジャッキアップの行い方はここを押してください。
@マフラー本体
Aガスケット
Bジャッキ
Cマフラー吊りゴム
DCRC556
Eシリコンスプレー
Fメガネレンチ又はソケットレンチ
Gトルクレンチ
Hスクレーパー
作業を始める前にマフラーが十分冷えていることを確認してから作業を行いましょう。
先ほどはずしたカバーの部分にナットが2個、それとマフラー出口より順番にたどっていったときにジョイントが1つ(ナット2個)あったと思います。
放置しておいた後にナットにメガネレンチ又はソケットレンチをかけて、ナットを緩めます。
ナットが外れましたら、あとは吊りゴムにてマフラーは固定されているだけです。
その後中間のパイプも同じ要領で取り外します。
取り外した部品の中でナットは再使用しますので残しておきます。
触媒に古いガスケットが付いているはずなので、スクレーパー又はマイナスドライバーにて取り除きます。
初めにマフラー付属か購入しておいたガスケットを取り付けます。
先ほど取り外した順序と逆の順序で取り付けます。
すべての吊りゴムを取り付けましたらマフラー出口がきちんとバンパーなどの切り欠きの中心に来ているかどうか確認してください。もしずれているようでしたら、吊りゴムの位置などを移動してみて中心にくるようにします。
まず、ボルトの締め忘れがないか確認します。(触媒のカバーはまだ取り付けません)
次にエンジンをかけます。この時にマフラーから黒煙が出ることがありますが、あまり気にしなくても大丈夫です。しばらく暖機運転を行った後に誰かにアクセルを踏んでもらい回転数を2000〜3000回転程度まで上げてもらいます。
OKであれば触媒のカバーを取り付け、車を地上に降ろして作業は終了です。
完成画像(センターパイプは交換していません)
(ただし、音量及び最低地上高に関しては、制限があります。スプリングを交換している人は最低地上高(90mm)を、車検非対応のマフラーを使用する人は音量に関して注意してください。)
いろいろなメーカーから出ているので、自分の車種用を購入しましょう
メジャーなメーカーのマフラーであれば大体マフラー本体に付属品として付いていると思います。もし、付いていない場合は自分の車のディーラー又は部品センターなどにいけば売ってくれます。1枚150円くらいで
ここの画像には出ていませんが、リジットラック(2個)も用意しましょう。
マフラーを交換する場合通常はノーマルのマフラーよりも出口の径が大きくなっていると思います。この時に,このゴムを強化品に交換していないとマフラーがバンパーなどに当たって変形などを起こすことがあります。出来ればなるべく交換しましょう。車種によって3個〜8個くらい使用します。
マフラーのナットは熱によってかなり錆ついています。新車で購入してまだあまり走行していない車であればナットを緩めることは出来ると思いますが、それ以外の場合であればこれがないと、まずナットを緩めることが出来ないと思います。
これは、マフラーの吊りゴムを入れやすくするのと、吊りゴムの寿命を延ばしてくれます。
14mm(車種によっては、違うと思いますが...)出来れば6角を用意しましょう
用意できるならば用意してください。ただし、トルクレンチのかけられない場所にナットのある車種もかなりあるとは、思いますが
今回は手元になかったのでマイナスドライバーで代用しています。普通の人は持っていないと思うので、マイナスドライバーを用意しましょう。
マフラーを出口から順番にたどっていくと、カバーの付いた触媒を見つけることが出来ると思います。まずこのカバーを取り外します。画像はこちら
このナットにたっぷりとCRCを吹き付けます。その後5〜10分放置しておきます。
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この時にくれぐれもボルトを折らないように注意してください。中間ジョイント部分のボルトはもし折ってしまってもかまいませんが、触媒部分のボルトを折ってしまうと、触媒の交換になってしまいますので(触媒は純正品で数万円しますので)注意しましょう。
出来れば先に中間ジョイント部分を先に緩めて感触をつかんでおいた方がいいと思います。
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先に中間ジョイントより後ろの方を先に外します。吊りゴムは刺してあるだけなので引っ張れば取ることが出来ます。(ただ少しコツはいりますが...)すべての吊りゴムを取り外すとマフラーは落ちてきます。自分のおなかの上に落とすつもりで、自分がマフラーの下に入るといろんなところに当たらずに落とせます。ボルトが引っかかって落ちてこないときはマフラーを後方に少し引けば落ちます。
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先にボルトにマフラーを差し込んでおいてから吊りゴムを取り付けるとうまくいきます
この時吊りゴムにシリコンスプレーを吹き付けておきます。
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この時はまだナットは仮締めの状態にしておきます。
中心にきたらナット4個所すべてを締め付けます。出来ればこの時にトルクレンチを使用してマフラーメーカー指定のトルクで締め付けましょう(普通は4.5kg/m程度)
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マフラーのタイコ(楕円形の一番大きい部分)を手でゆすってみます。この時にどこにも干渉しないことを確認してください。
この時に、マフラージョイント部分より排気漏れしていないかどうか確認してください。わかりにくい場合は洗剤などをジョイント部分に吹き付けます。
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