A.まず、ジャッキアップをする前に以下のことを確認してください。
- ジャッキアップしようとしている地面の確認をしてください。
ジャッキアップをすると、車の重量がリジットラックにすべてかかります。
この時、地面がやわらかいとリジットラックが地面にめりこみ非常に危険です。
出来ることならば、コンクリートの上か舗装の上で行ってください。
どうしても土の上でしか作業が行えない場合はリジットラックの下に大きめの丈夫な板などをひいて下さい。- 前後とも車を上げるのか、それとも前だけ又は、後ろだけ上げるのか?
作業内容によって変わってきますので作業内容のジャッキアップの項目を読んで確認してください。
前後とも車を上げる場合はジャッキ1個とリジットラック4個、前または後ろだけを上げるときはジャッキ1個とリジットラック2個が必要になります。- ジャッキをどこにかけるのか?
通常はフロントはシャーシの補強のある部分、リアはデフの部分です。画像はこちら。
これは車種によって違いますので、自分の車のどこにかけてよいのかわからない場合はディーラー等にTELして聞いてみてください。
または、メールをいただければ答えられる範囲で返答いたします。- リジットラックはどこにかけるのか?
これもいろいろなところにかけられますが、通常はドアの下にジャッキアップするポイント(切り欠きがあります)にかけて下さい。画像はこちら。
リジットラックをかけるときに間違った場所にかけますと車が変形しますのでくれぐれも気をつけてください。B.それでは、車を上げてみましょう。
・オイル交換に戻る
- 車のサイドブレーキを引きます。AT車の場合はギアをPに、ミッション車の場合はギアをロー又はバックに入れておきます。
まさかやってないとは思いますが、エンジンは切っておきましょう。
なお、FRの車で後ろだけ上げるときは、前輪の前に車止めをかませましょう。又、車高の低い車の場合はフロントのスポイラー等が地面に擦れないかどうか、注意してください。- ジャッキを前の項目で確認したポイントに当てます。画像はこちら。
そのまま静かに車を上げてください。- 車が十分に上がりましたら、リジットラックを切り欠きに合わせてください。画像はこちら。
リジットラックを切り欠きにあわせるとき注意する点は、前輪を上げるときは切り欠きよりも少し前に、後輪を上げるときは切り欠きよりも少し後ろに合わせておきましょう。
この理由は、作業をおこなってみると分かると思います。
- リジットラックを切り欠きに合わせ終えましたら、ゆっくりと車を下げてください。
この時、一気に下げすに何回かに分けて、リジットラックが切り欠きにあっているか確認しながら、おろしてください。
- ジャッキを抜いて、車がリジットラックの上にきちんと乗っているのを確認した後、車を手で、前後左右に少しゆすってみてください。
車が安定していれば、動くことはないはずです。
この時、車が動くようであれば、もう一度上記作業をやり直してください。
くれぐれも、この確認は行ってください。下に入って作業中にリジットラックがはずれたりしますと、自分の車で圧死しかねません。
- OKであれば、それぞれの作業に移ってください。
・ブレーキパッド交換に戻る
・マフラー交換に戻る
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